アレルギー相談
当院は、アレルギー専門医による診察が受けられます。
相談、診療、処方だけでなく、日常生活の指導まで含めて、専門的見地からアドバイスを行います。
気管支ぜん息
ぜん息の診断は1つの検査で白黒つくものではありません。
繰り返す咳エピソード、本人はもちろん家族のアレルギー疾患の有無、
そしてぜん息の治療に反応するかどうかなどを複数の項目を考慮していきます。
これらと合わせて重要になるのが呼吸機能検査です。
当院ではスパイロメトリー、呼気中一酸化窒素濃度検査を行うことができます。
もちろん、診断だけではなくその後の管理にも大切な検査です。
診断から、その後の治療、そして気になる治療終了までを当院で管理していきます!
食物アレルギー
昨今の社会の意識の高まりから、保育園や学校などでもかなり注意を向けられるところかと思います。実際の診療は、何を、どれだけ食べて、どのような症状が出たのかを丁寧に伺って、参考としての血液検査等アレルギー検査を行っていく流れになります。
さらに、検査結果からアレルギーの可能性を検討し、どの量まで食べていいかを確認する作業として大事なのが、「経口食物負荷試験」つまり、実際に目の前で食べてもらって症状の有無を確認する検査です。
当院では必要な方にはこの検査を行い、食物アレルギーの診断、または食べられるようになったかどうかの確認(耐性獲得の確認)を行い、簡単な食事指導も行います。
お子さんの安全で豊かな食生活を目指し、「必要最低限の除去」へ。お手伝いいたします!
アトピー性皮ふ炎
子どもが皮ふを赤くして、ザラザラ、ジュクジュク、かゆみも訴える場合に多いのがアトピー性皮ふ炎という病気です。大事なのは、風邪のように1度「見かけ上」良くなったら終わりではなく、元来繰り返す病気であるということ。日常的なスキンケアを継続していく必要があります。
強くなった赤み、ザラツキを治すにはスキンケアだけでは不十分で、治療として大事な薬は、やはり、ステロイド薬になります。
ただし、漫然と使うのではなく、どの薬を、どの場所に、いつまで塗るか、そして再燃した時のことまで考える、以上が大切なポイントになります。
まだ小さい子どもにステロイドなんて…毎日全身になんて大変で…
様々な疑問・不安があるかと思いますし、塗り続けるご家族の負担もあります。
当院では、疑問にお答えすると共に、皮ふの状態に合わせて薬の微調整を行い、治療を継続できるよう、「力の入れ方」といい意味で「力の抜き方」を一緒に考えていきます。
アレルギー性鼻炎
いまや国民病とも称される花粉症。三徴と言われる鼻水、くしゃみ、鼻づまりにより、勉強やスポーツ、仕事への集中力に影響するだけでなく、喉元に流れ込むことで長引く咳の原因にもなります。
治療の主役は抗アレルギー剤の内服や点鼻薬です。
原因は一時的に舞う花粉だけでなく、日常生活の中で遭遇するハウスダストやダニ、動物のフケなどもあるため、こうなると1年中(通年性)の鼻炎症状を自覚する方も。
この場合薬はずっと使い続けた方がよいのか、またいつから始めた方がいいのか。よくご相談を戴くところです。
薬の使いどころを一緒に考えていきます。